7つのイノベーション促進方法

企業文化について今日は説明をしたいと思います。

イノベーションを育む企業文化のコンセプトは「社員に自由な環境で自分がしたいと思う事ができる環境がある」と思わせる事のようです。

その為に

①ビジョンを周知する

・もっとも革新的な企業となり、顧客に優先的に選択されるサプライヤーになる。

② 先見性を大切にする

・顧客の潜在、顕在ニーズを引き出す為にマーケティングを大切にする

・カスタマーテクニカルセンターで技術の見える化をする
まさに、ドラッカーが提唱しているマーケティングイノベーションの両輪をまわしています。

③ ストレッチゴールの設定

・ 実力値より少し背伸びした目標値を設定。

もとGEのジャックウエルチが提唱したストレッチ目標です。

④行動の自由/エンパワーメント

・自主性と失敗の許容をする。
有名な15%カルチャーの推進です。

⑤コミュニケーション/ネットワーキング
・社員のアイデアを生み出す為の非公式の社内ネットワークの設定をしています。

⑥表彰と認知
・成果をあげた社員には表彰の形で報いる

6項目の仕掛け、仕組があります。

この3Mのように色々な企業にベンチマークされる優秀な会社はトップダウンの仕掛けだけではなく、イノベーションが促進される仕組、組織文化があると思います。

以上の内容をイノベーションの促進方法として整理してみました。


第1 イノベーションが必要な背景を明確にする
組織に危機感、必要性が認識されないとイノベーションがおこりません。


第2 イノベーションをおこす為のビジョンを明確化する
会社、組織としての目指す姿を明確化する必要があります。


第3 イノベーションのテーマを設定する
具体的なイノベーションのテーマを設定します。


第4 ストレッチゴール、目標を明確化する
目指すべきイノベーションテーマの目標を設定します。


第5 アイデアを生み出す為の行動の自由を促進する
自由な発想ができる環境を整えます。


第6 組織のコミュニケーションを活発化させる
コミュニケーションが活発化するネットワーク環境を整えます。
オフサイトミーティングも大切です。


第7 結果に対して会社から評価する
社員の頑張りに対して表彰、昇給、昇格で報います。

この仕掛けを皆さんも考えてみてください。